M&A専門誌マール 2023年4月号 342号(2023/03/15発売)

特集: スカイマーク 再上場までの7年9カ月と今後を語る

スカイマークが2022年12月、東京証券取引所グロース市場への再上場を果たした。同社は、2000年東京証券取引所マザーズに上場、2013年には第一部へ市場変更され、国内第3位の航空会社として注目された。しかし、大型機材購入という過剰な投資が裏目に出て経営危機に陥り、2015年1月民事再生法を申請、3月1日付で上場廃止となった。同社の再建を担ったのは独立系プライベートエクイティ(PE)ファンドのインテグラルのほか、ANAホールディングス(HD)、日本政策投資銀行(DBJ)、三井住友銀行(SMBC)。その後の再生は順調に進み、2019年10月には東京証券取引所に上場申請を行うまでになった。しかし、コロナ2019のパンデミックの影響で環境は激変。上場申請の取り下げを余儀なくされた。上場廃止から再上場実現までの7年9カ月、スカイマークがたどった道のりと上場後の成長戦略について、特集インタビューで山本礼二郎・取締役会長に聞いた。

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