M&A専門誌マール 2023年7月号 345号(2023/06/15発売)
特集: 【ベインキャピタルの担当者が語る】エビデントの成長戦略
2023年4月、ベインキャピタルがオリンパスの祖業ともいえる科学事業部門「エビデント」を約4276億円で買収した。オリンパスは2019年に企業変革プラン「Transform Olympus」を発表、収益性の高い医療事業に特化してグローバル市場で高い競争力を持つ高収益企業になることを宣言した。この変革プランに基づいて、2023年3月期までに営業利益率20%の達成を目指して消化器科、泌尿器科と呼吸器科などの内視鏡、治療機器に資源を集中するという方針を打ち出し、事業の選択を進めてきた。
2021年1月にデジタルカメラを中心とする映像事業がPEファンドの日本産業パートナーズに売却。映像事業の次に売却が検討されたのが、産業用の顕微鏡や工業用内視鏡、非破壊検査装置などを手掛ける科学事業だった。そのため、2021年12月に科学事業は「エビデント」として分社化され、22年4月から新会社としてスタートしていた。本号特集インタビューでは、エビデント買収の担当者であるベインキャピタルの末包昌司パートナーに、買収の経緯と今後の成長戦略を聞いた。
今月のコンテンツ
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2023年5月のM&A件数は325件
~アステラス、米社を8000億円で買収
[マーケットを読む ~今月のM&A状況~]2023年7月号 345号
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「スーパー業界のM&A動向」 競争激化が再燃。再編圧力強まる
[データを読む]2023年7月号 345号
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東証の「PBR1倍割れ企業への改善要請」の本質
[視点]2023年7月号 345号
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Q&Aでわかる 米国・英国における外資による投資規制のポイント及び対策(前編:規制範囲)
[寄稿]2023年7月号 345号
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TOBを利用した非公開化スキームの税務等の主要な検討ポイント
[寄稿]2023年7月号 345号
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【宣伝会議グループ】ポラリス・キャピタル・グループの下で描く“脱出版”の成長戦略とは
[マールレポート ~企業ケーススタディ~]2023年7月号 345号
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ふくおかFG、萬坊とJR九州のM&Aなど注目案件でも存在感
~FFGサクセション設立から1年、新体制での業務が軌道に
[マールレポート ~企業ケーススタディ~]2023年7月号 345号
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第6回 退職給付制度の再構築
[カーブアウト・事業売却の人事実務]2023年7月号 345号
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営利法人による医療法人/MS法人の「買収」における法的制約と実務
[M&A戦略と法務]2023年7月号 345号
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第190回 デジタル経済に係る国際的課税制度の立法化と企業行動への影響
[M&A戦略と会計・税務・財務]2023年7月号 345号
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第219回 日本プロ野球業界 プロ野球とM&Aの変遷
[業界動向「M&Aでみる日本の産業新地図」]2023年7月号 345号
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【EQT パートナーズ・ジャパン】スウェーデンとアジアの大手PEファンド運営会社が統合
―― 1兆6000億円の運用ファンドの投資戦略
[M&Aの現場から]2023年7月号 345号
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2023年5月の全国・地域別M&A状況
[地方のM&A~中小企業の事業承継・事業再生と地域金融機関の対応~]2023年7月号 345号
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次号予告と編集後記(2023年7月号)
[編集部から]2023年7月号 345号
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