M&A専門誌マール 2025年6月号 368号(2025/05/16発売)
特集: 日立・東芝の事例に学ぶ M&A・ガバナンスにおける社外取締役の役割
社外取締役の活動領域は、経営の監督、M&Aにおける利益相反の監督、経営陣の指名、適切なリスクテイクのサポートなど多岐にわたる。しかし、実際に社外取締役がどのような役割を果たしているのか、外部からはなかなか見えにくい。
そこで、今回、日立製作所において取締役会議長を務める井原勝美氏に、日立が行ってきた大胆な事業ポートフォリオの見直しやガバナンス改革について紹介していただくとともに、創業者としてGCAを米国企業に売却し、取締役会議長として東芝を非公開化した経験を有する渡辺章博氏には、取締役と株主の利益相反問題や経営者と社外取締役のあるべき関係性について実例を紹介していただいた。
本座談会では、これら日立や東芝の事例を参考にしつつ、社外取締役がM&Aやガバナンスにおいて果たすべき役割について議論を行った。
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