M&A専門誌マール 2022年5月号 331号(2022/04/15発売)
特集: スピンオフ実務の進め方と課題 - 米国実務との比較において
平成29年(2017年)にスピンオフに関する税制改正が行われ、譲渡損益や配当についての課税が繰り延べられることになり、スピンオフが実務上組織再編行為の1つとして認識されることになりましたが、実施例は2019年のコシダカホールディグスの1例に留まっています。他方、米国ではスピンオフが活発に行われています。足元では、東芝が進めていたスピンオフ計画が3月24日の臨時株主総会で否決されましたが、今後、日本でもポートフォリオの最適化を実現するための手段としてスピンオフを求める株主、投資家の声が強まることが予想されます。
本特集座談会では、この分野の第一人者の方々にお集まりいただき、『スピンオフ実務の進め方と課題 -米国実務との比較において』と題して、昨今日本において注目が集まっているスピンオフの実務に関して議論していただきました。(本座談会はオンラインで実施しました。)
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[対談・座談会]
[座談会]スピンオフ実務の進め方と課題 - 米国実務との比較において
今月のコンテンツ
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2022年3月のM&A件数は450件
~横浜ゴム、スウェーデンの農機タイヤ買収
[マーケットを読む ~今月のM&A状況~]2022年5月号 331号
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「物流業界のM&A動向(2)」 IN-IN活発。SDGs、2024年問題後押し
[データを読む]2022年5月号 331号
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Well-Being(快適)実現を目指すシステムへ
[視点]2022年5月号 331号
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米国における私募ファンドの投資顧問業者に対する新たなSEC規則案の公表
[寄稿]2022年5月号 331号
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アンジェリカの買収で保育業界での存在感を高めるWITHホールディングス
――“量”から“質”へ経営転換を迫られる中で打ち出す成長戦略とは
[マールレポート ~企業ケーススタディ~]2022年5月号 331号
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公開買付けにおけるFiduciary Out条項の考察
[M&A戦略と法務]2022年5月号 331号
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第176回 国際経済の観点から見るウクライナ危機
[M&A戦略と会計・税務・財務]2022年5月号 331号
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第205回 建設業界 ~受注競争激化、資材価格高騰、人材不足で再編必至
―― 強まるアクティビストの圧力、業界再編に積極姿勢の大成建設
[業界動向「M&Aでみる日本の産業新地図」]2022年5月号 331号
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【デザインマネジメント】投資銀行、事業会社でのM&A、IPOの実務経験を活かして戦略的CFO機能を企業に提供
[M&Aの現場から]2022年5月号 331号
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2022年3月の全国・地域別M&A状況
[地方のM&A~中小企業の事業承継・事業再生と地域金融機関の対応~]2022年5月号 331号
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次号予告と編集後記(2022年5月号)
[編集部から]2022年5月号 331号