M&A専門誌マール 2019年7月号 297号(2019/06/17発売)
特集: M&Aアクティビズムの最新動向と日本企業への提言
上場会社に対するM&Aに対して、アクティビストが介入する事例(いわゆるM&Aアクティビズム)が目立ってきた。足元では、米ベインキャピタルによる廣済堂のMBOが村上ファンドの対抗TOBによって阻止されたことが記憶に新しい。アクティビストは機関投資家を巻き込む動きを活発化させており、日本の機関投資家もまっとうな提案であればアクティビスト側に付くという事例もかなり出てきている。日本でもアクティビストを常に意識しながら経営を行っていかなければならない時代になりつつあると実感する。マールでは2018年6月号で「M&Aアクティビズムの実際と対応のあるべき姿」と題し、座談会を開催した。それから1年余り、同座談会にご参加いただいた日本のアクティビスト対応実務のプロである古田温子氏に最新動向や日本企業へのアドバイスについて語っていただいた。また、ボストンコンサルティンググループの加来一郎 東京オフィス パートナー&マネージング・ディレクター、Jody Foldesy ロサンゼルスオフィス パートナー&マネージング・ディレクター、Gregory Rice ニューヨークオフィス ディレクターの3氏に、近年とみに日本企業に対する関心を高めている米国アクティビストの最新動向についてお聞きした。
今月のコンテンツ
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トヨタとパナソニック、住宅事業を統合
[マーケットを読む ~今月のM&A状況~]2019年7月号 297号
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「日本企業の敵対的M&A動向」34年半で56件。足元で活発化の兆し
[データを読む]2019年7月号 297号
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M&Aの現場における実務プラクティスの重要性
~「公正なM&Aの在り方に関する指針」に思う~
[視点]2019年7月号 297号
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デジタルエコノミーにおける企業結合規制~プラットフォーマーが当事者となるM&Aと独禁法上の論点~
[寄稿]2019年7月号 297号
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【富士通コンポーネント】ロングリーチグループ担当者が語る「2段階買付け」ストラクチャーと成長戦略
[マールレポート ~企業ケーススタディ~]2019年7月号 297号
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欧米のプライベート・ディールに関するM&A契約の特徴
‐欧米の統計データを踏まえて‐
[M&A戦略と法務]2019年7月号 297号
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第145回 事業売却におけるカーブアウト財務諸表作成の実務および取引ストラクチャーの検討
[M&A戦略と会計・税務・財務]2019年7月号 297号
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第171回 物流業界~トラック運送会社の最新M&A動向、変わる経営環境と増加する事業承継型M&A
[業界動向「M&Aでみる日本の産業新地図」]2019年7月号 297号
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【小説】グローバル経営改革 ~ある経営企画部次長の悩み深き日々(第1回)
第1章「海外子会社のガバナンス改革編」 第1話「最初のミッション」
[【小説】グローバル経営改革 ~ある経営企画部次長の悩み深き日々]2019年7月号 297号
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【ベーシック・キャピタル・マネジメント】中小企業に特化した投資・経営支援、17年の実績を持つ老舗投資ファンド
[M&Aの現場から]2019年7月号 297号
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2019年5月の全国・地域別M&A状況
[地方のM&A~中小企業の事業承継・事業再生と地域金融機関の対応~]2019年7月号 297号
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次号予告と編集後記(2019年7月号)
[編集部から]2019年7月号 297号
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