レコフデータは1985年以降のM&Aデータベースを構築しています
ベンチャー企業によるイノベーションについては、新たな市場の創造という役割が期待されているが、事業会社にとっても、事業シナジーを積極的に生み出す「オープンイノベーション」実現のためのベンチャー投資が重要な成長戦略の1つとなっている。実際、事業会社によるベンチャー企業のM&Aは、自社の戦略目的のためにベンチャー投資を行うCVC(コーポレート・ベンチャーキャピタル)によるものも含め、大幅に増加している。一方、ベンチャー起業家もこれまではIPO(株式公開)を志して起業するケースが多かったが、近年はM&Aによって事業会社に株式を売却してEXITするケースが増えてきている。しかし、事業基盤が確立した上場企業に比べて、ベンチャー企業に関しては、事業計画達成の不確実性が高く、破綻するケースもあることから、こうした要素を考慮した上で企業価値評価を行わなければならないという課題がある。ところが、ベンチャー企業の企業価値評価の手法はまだ確立されていないことから、事業会社によるベンチャー企業の買収の際、適正価格を算定することがむつかしいとの声も聞かれる。今後、事業会社によるベンチャー企業に対するM&Aの増加が予想される中で、企業価値評価をどのような視点、手法で行うべきか。本号の特集座談会では、久保田朋彦・GCAテクノベーション代表取締役、小林丈人・GCAエグゼクティブディレクター、山中卓・i-nest capital代表取締役の3人のエキスパートにお集まりいただき、それぞれの経験を踏まえてベンチャー企業の企業価値評価の実務についてお話し合いいただいた。
[対談・座談会]
【出席者】(五十音順)
久保田 朋彦(GCAテクノベーション 代表取締役)(司会)
小林 丈人(GCA エグゼクティブディレクター)
山中 卓(i-nest capital 代表取締役)
[マーケットを読む ~今月のM&A状況~]
[視点]
[寄稿・寄稿フォーラム]
[M&A戦略と法務]
[M&A戦略と会計・税務・財務]
[業界動向「M&Aでみる日本の産業新地図」]
[【小説】グローバル経営改革 ~ある経営企画部次長の悩み深き日々]
[M&Aの現場から]
[地方のM&A~中小企業の事業承継・事業再生と地域金融機関の対応~]
[編集部から]
[2019年12月号 302号]
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「MARR(マール)」は日本で唯一のM&A専門誌。
「記事編」(WEBでご提供)と「統計とデータ編」(雑誌でご提供)で構成されています。
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「SPEEDA RECOF」とは「レコフM&Aデータベース」と株式会社ユーザベースが開発・運営する企業・業界情報プラットフォームである「SPEEDA」がシステム連携します。
2002年7月に、日本経済新聞デジタルメディアが運営する日経テレコンの「レコフM&A情報」を通じてM&Aデータの提供を開始しました。