M&A専門誌マール 2018年7月号 285号(2018/06/15発売)
特集: 【スカイマーク】佐山展生会長が語る「早期黒字を実現した全プロセス」
民事再生手続の申し立てを行って話題となった国内3位の航空会社スカイマークの業績急回復ぶりが注目されている。2014年3月期の単独決算で営業赤字転落に追い込まれ、経営危機に直面した同社が民事再生手続の申し立てを行ったのは15年1月のことだった。このスカイマークの再建に名乗りを上げたのは、独立系PEファンドのインテグラルのほか、ANAホールディングス、日本政策投資銀行(DBJ)、三井住友銀行。15年9月から元DBJ常務の市江正彦氏が社長、インテグラルの佐山展生代表取締役パートナーが会長に就任、スカイマークの新体制がスタートした。そして、早くも16年3月期には15億円の営業黒字を達成して同年3月28日には再生手続を終結させた。その後も順調に業績拡大が続いている。
業績の急回復もさることながら、業界関係者を驚かせたのは、国土交通省が公表した17年度上半期(4~9月)の定時運航率(出発予定時刻以降15分以内に出発した便数の割合)で、スカイマークが国内航空会社11社中トップを獲得したことだった。このような経営改革は一朝一夕でできるものではない。本号の特集インタビューではスカイマークの佐山会長にご登場いただき、スカイマーク再生の核心部分を語っていただいた。
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【AZ-Star】日本企業を対象に事業価値重視の投資を行うバイアウト成長ファンド
[M&Aの現場から]2018年7月号 285号
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次号予告と編集後記(2018年7月号)
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2018年5月の全国・地域別M&A状況
[地方のM&A~中小企業の事業承継・事業再生と地域金融機関の対応~]2018年7月号 285号
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