M&A専門誌マール 2016年11月号 265号(2016/10/18発売)

特集: コニカミノルタに見る、攻めのガバナンスとM&A

「攻めのガバナンス」の実現に向けたコーポレートガバナンス改革が進められる中、M&Aは、企業の成長戦略の実現に向けた重要な意思決定となる場合が多く、また、その成功・失敗が企業の命運を左右するようなこともあり得るという意味で、攻めのガバナンスが実現できているかどうかの1つの試金石といえる。
本特集では、コニカミノルタの取締役会議長松﨑正年氏とデロイトトーマツコンサルティングの松江英夫氏との対談を通じて、松﨑氏のリーダーシップによって成し遂げられたコニカミノルタの持続的成長に向けた、M&Aによるダイナミックな事業変革の実際を語って頂くとともに、2003年の経営統合を機に「委員会等設置会社(当時)」として監督と執行の分離を図った同社が、その実効性を進化させ、いかに「攻めのガバナンス」として生かしてきたか。事業変革の重要な手段となったM&AにおいてPDCAサイクルを取締役会議長としていかに機能させるか等について、議論頂く。

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